メンバー一覧

竹澤 清

現在の幹事会で最高齢になりました。よろしくお願いします。

私が幼児期に入った頃に創設された研究会が、半世紀を超えて益々活発になっており、会員も増加しており、成長を続いていることは、素晴らしいことだと思っています。そして、この活動を支えて頂いている多くの会員様に感謝します。

私が例会に初めて参加したのは、業務プロセス改革の仕事に専念して2年半が経過した2007年6月でした。それから16年間、色々な例会に参加して勉強させて頂きました。また例会での研究発表の機会が5回、情報交流会では多くの事例発表の機会やファシリテータ役の機会があり、この数年は幹事という役割も頂き、大変貴重な経験をさせて頂いたと思っていますし、自己成長の場になったと感じています。

創立100周年を迎える2061年には、「終身雇用になっており、現在例会に参加している20~30歳代の方は、まだ現役でバリバリ働いている」と想像しています。将来、設計管理の多くの仕事は人間に代わり人工知能がやる時代になっているかも知れませんが、「改革・革新のコアの部分」は人間がやる仕事として必ず残ると思っています。是非、創立100周年記念を迎えられるように活動を続けて欲しいと思います。

※現在勤務している会社は東京設計管理研究会に所属しています。定年退職するまで勤務していた会社が関西設計管理研究会に所属しており、その時に幹事に就任しました。定年退職後は個人会員として関西設計管理研究会への所属を継続しています。

中谷 光男

元パナソニック株式会社(松下電工株式会社)

1987年4月〜1993年10月 / 新人研修および本社研究所にて流体機器研究開発
【業務内容】
・新人研修:松下幸之助の考え方、理念研修、工場実習2か月にて製造業一般の流れを習得
・浄化槽用空気ポンプの研究開発(長寿命化機構、試作、寿命試験、特許、図面化)
・温水洗浄便座の流体制御弁の研究開発(小型化機構、3DCAD出図、特許、信頼性試験)
・血圧計の定速排気弁の研究開発(小型簡素化、試作、3D解析応力解析、特許、出図)
・吸入器のボイラ研究開発(瞬間湯沸かし構造創出、特許、安全性、UI搭載、出図)
1993年11月〜1998年7月 / 電器事業本部にてメンズシェーバー開発設計
【業務内容】
・カードシェーバーの開発設計(電池、モータ特性、アルマイト処理、特許、量産化)
・初代リニアシェーバーの開発設計(内刃駆動部の特許、高速振動対策構造、信頼性、量産)
・汎用版シェーバーの開発設計の(海外対応、3DCADによるシャーシ出図、信頼性、量産)
・二代目リニアシェーバーの開発設計(デザイン3Dデータから金型3Dデータ出図実現)
1998年8月〜2013年10月 / 社内ベンチャーにて3次元サーフェース連携組織立ち上げ
【業務内容】
・デザイン、設計、金型部門が協業し3次元開発を推進
・3DCAD(NX)、PDM(TeamCenter)をグローバルで統一しデータ一元化を実現
・3DCGによる商品情報動画、CM動画制作
21013年11月〜2019年2月 / ES社技術本部、ハウジング兼務にてIT基盤構築
【業務内容】
・ハウジングにて住宅建材商品(キッチン、ドア等)の3次元開発、PDMを導入推進
・パナソニックES社全体の開発システムの構築、推進
・建築の3次元であるBIM(BuildingImmformationManagiment)を推進
・内閣府主導SIP革新的設計生産技術のサブPDを兼務、地方創生、実用化を推進

55歳で早期退職し、MAKErs SENSEを設立

■活かせる経験・知識・技術
・研究開発(ポンプ、流体弁等の流体機器)、構造機能設計~商品開発(シェーバー等の家電小物)、実験による商品品質確保
・機構系3DCAD(ideas、NX、SW等)、機構系PDM(TeamCenter)、サーフェースCAD(FREADAM、Rhinoceroce)、解析系ANSYS
・3DCG(3dsMAX、MAYA)によるCGレンダリングと編集技術
・建築部材の3次元化において、SolidWorksによるパラメトリックモデリングをマスターとする開発手法を実現
・建築系3次元BIMによるデジタルトランスフォーメーション企画、建築系3DCADは(オートデスク社REVIT)
・内閣府主導SIP経験による国内大学での3次元積層造形技術へのアドバイス、実用化
家電商品の研究開発から製品設計、量産立ち上げまで一連の開発プロセスに携わってきました。
研究開発段階から、3次元CADによる基礎構造創出と解析による理論武装、実験、測定による品質確認、
商品設計業務の中では3次元CADideas、NXを使用した図面作成、自動化ラインへの商品量産対応を経験しています。
シェーバーの商品開発においては、長寿命、高品質の実現のための品質確保による商品設計技術を有します。
また、3次元開発においては、外観サーフェースを専門に作成する部門を社内ベンチャーにて設立し、
パナソニックの理美容家電の3次元化とPDM(TeamCenter)グローバルで推進しました。
さらに、3次元開発の推進においては、建築系部材をWEBから3次元CAD(SolidWorks)に受けてパラメトリックに連動し、
工場に自動出図を実現しました。