中谷 光男
元パナソニック株式会社(松下電工株式会社)
1987年4月〜1993年10月 / 新人研修および本社研究所にて流体機器研究開発
【業務内容】
・新人研修:松下幸之助の考え方、理念研修、工場実習2か月にて製造業一般の流れを習得
・浄化槽用空気ポンプの研究開発(長寿命化機構、試作、寿命試験、特許、図面化)
・温水洗浄便座の流体制御弁の研究開発(小型化機構、3DCAD出図、特許、信頼性試験)
・血圧計の定速排気弁の研究開発(小型簡素化、試作、3D解析応力解析、特許、出図)
・吸入器のボイラ研究開発(瞬間湯沸かし構造創出、特許、安全性、UI搭載、出図)
1993年11月〜1998年7月 / 電器事業本部にてメンズシェーバー開発設計
【業務内容】
・カードシェーバーの開発設計(電池、モータ特性、アルマイト処理、特許、量産化)
・初代リニアシェーバーの開発設計(内刃駆動部の特許、高速振動対策構造、信頼性、量産)
・汎用版シェーバーの開発設計の(海外対応、3DCADによるシャーシ出図、信頼性、量産)
・二代目リニアシェーバーの開発設計(デザイン3Dデータから金型3Dデータ出図実現)
1998年8月〜2013年10月 / 社内ベンチャーにて3次元サーフェース連携組織立ち上げ
【業務内容】
・デザイン、設計、金型部門が協業し3次元開発を推進
・3DCAD(NX)、PDM(TeamCenter)をグローバルで統一しデータ一元化を実現
・3DCGによる商品情報動画、CM動画制作
21013年11月〜2019年2月 / ES社技術本部、ハウジング兼務にてIT基盤構築
【業務内容】
・ハウジングにて住宅建材商品(キッチン、ドア等)の3次元開発、PDMを導入推進
・パナソニックES社全体の開発システムの構築、推進
・建築の3次元であるBIM(BuildingImmformationManagiment)を推進
・内閣府主導SIP革新的設計生産技術のサブPDを兼務、地方創生、実用化を推進
55歳で早期退職し、MAKErs SENSEを設立
■活かせる経験・知識・技術
・研究開発(ポンプ、流体弁等の流体機器)、構造機能設計~商品開発(シェーバー等の家電小物)、実験による商品品質確保
・機構系3DCAD(ideas、NX、SW等)、機構系PDM(TeamCenter)、サーフェースCAD(FREADAM、Rhinoceroce)、解析系ANSYS
・3DCG(3dsMAX、MAYA)によるCGレンダリングと編集技術
・建築部材の3次元化において、SolidWorksによるパラメトリックモデリングをマスターとする開発手法を実現
・建築系3次元BIMによるデジタルトランスフォーメーション企画、建築系3DCADは(オートデスク社REVIT)
・内閣府主導SIP経験による国内大学での3次元積層造形技術へのアドバイス、実用化
家電商品の研究開発から製品設計、量産立ち上げまで一連の開発プロセスに携わってきました。
研究開発段階から、3次元CADによる基礎構造創出と解析による理論武装、実験、測定による品質確認、
商品設計業務の中では3次元CADideas、NXを使用した図面作成、自動化ラインへの商品量産対応を経験しています。
シェーバーの商品開発においては、長寿命、高品質の実現のための品質確保による商品設計技術を有します。
また、3次元開発においては、外観サーフェースを専門に作成する部門を社内ベンチャーにて設立し、
パナソニックの理美容家電の3次元化とPDM(TeamCenter)グローバルで推進しました。
さらに、3次元開発の推進においては、建築系部材をWEBから3次元CAD(SolidWorks)に受けてパラメトリックに連動し、
工場に自動出図を実現しました。