ものづくりのIoT
日時:2024年7月5日(金)13:20~17:00
申し込み/状況 参加人数: 76人
■ 開催日時: 2024年7月5日(金)13:20~17:00 ※受付開始 13:10~
■ 申込締切日: 2024年7月3日(水)締切りました
会場定員(56名)・オンライン定員(70名)
京都経済センター 6階 6-D会議室
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地
■ Zoomのインビテーションはログイン後に出欠入力すると、最下部の「イベント回答者用情エリア」に表示されます。
・京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」北改札出てすぐ
・阪急電車京都線「烏丸駅」26番出口直結
(1)会場の準備後、13:10頃から受付開始予定。会場準備のため13:10頃までは入場できません。
(2)担当幹事:KYOSOテクノロジ 神田氏、TOA 錦織氏、個人会員 竹澤氏
(3)各発表の間に10分間の換気休憩を設けます。
※いずれかの発表が急遽キャンセルになった場合、発表者と例会担当幹事によるフリートークもしくは発表者とKEAC顧問・会長によるパネルディスカッションを行います。
13:20~13:35 | 事務局案内・会長挨拶 |
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13:35~14:30 | 感謝してもらえるCAE技術者を目指して 株式会社ジェイテクトサーモシステム 商品開発部 実験解析グループ 原 隆英 氏 社内の設計・開発プロセスにおいて、CAE技術に対するニーズ・期待は年々増加しており、既にCAEを活用されている多くの企業様も同様だろうと考えています。 |
14:40~15:35 | 第4次AI革命における新しいCAE技術者像 ダイキン工業株式会社 テクノロジー・イノベーションセンター シニアスキルスペシャリスト 本講演では、著者が当社で関わってきたCAE技術の社内展開や設計・生産システムのグローバル展開に関して紹介し、また、CAE技術の産業界での展開を目的としたCAE懇話会の設立経緯と、現状の活動に触れる。 |
15:45~16:40 | 日本の製造業DXを加速するデジタル・マニュファクチャリング最先端アプローチ 製造業は、市場ニーズの多様化や需要の変化に柔軟に対応するため、デジタルテクノロジーを用いた強化が求められています。それには、標準化された製造プロセスとデジタル化されたBOM/BOPを活用した短納期開発と迅速な生産ライン立ち上げによる、真のバーチャルツイン・エクスペリエンス環境を実現する仕組みが重要です。本セミナーでは、SOLIDWORKSとDELMIAが3DEXPERIENCEプラットフォーム上でどのように連携し、設計から生産技術、さらにはメカと制御の双方向連携を実現するかを解説します。この連携により、異なる部門間でのコンカレントエンジニアリングが可能となり、連携メリットによる大幅なリードタイム短縮の実現が可能となります。 発表者:ダッソーシステムズ株式会社 SOLIDWORKS事業 元村武夫氏、DELMIA事業 藤井宏樹氏 *7月1日よりダッソーシステムズ株式会社とソリッドワークス・ジャパン株式会社が統合されダッソーシステムズ株式会社となります。 |
16:40~17:00 | 次回例会案内・集合写真・会場復帰 17:00までに会場復帰を終えて全員が退室できるようにご協力願います。 |
17:30~19:30 | 懇親会:地魚食堂 ~熟成魚と明石昼網~ 鯛之鯛 烏丸店(京都市中京区一蓮社町蛸薬師通烏丸東入ル300 パームビル 1F)
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第516例会は祇園祭の宵々山を10日後に控えた猛暑で多湿の四条烏丸(京都市下京区)で開催しました。
今回の例会から時間管理方法を見直した結果、ほぼ予定時刻通りで例会を進めることができました。また、質疑応答も活発に行うことができて一方通行の情報提供ではなく双方向のギブテイができました。
※「ギブテイ」は「ギブ&テイク」のKEACで使われることが多い略語
ジェイテクトサーモシステム様の発表は実際の解析現場で起っている現象をカレー料理に例えて対応するという面白い発表でした。
CAEとカレー料理という一見すると全く異なる内容もそのプロセスや課題の捉え方を共通化することで客観的に分かり易く
理解できるようになり、人材教育などにも応用できる考え方ではないかと感じました。
ダイキン工業様のCAEとAIの発表は「さすがプロやなあ」といえる内容の発表でした。
非常に中身の濃い、深い内容であり質疑応答を含め55分の枠内では収まらない(収めるのは勿体ない)内容でした。
興味を持ったKEAC会員がCAE懇話会に参加するなど相互交流、相互発展の機会になれば良いと考えます。
ダッソーシステムズ様はソリッドワークス様の社名変更直後の発表でマニュファクチャリング関連の最先端についての発表で欧米と日本の違いについても説明されていました。
質疑応答ではサプライヤ―側の対応力やデータ互換の問題などが上がり、システムだけでは解決が難しい”あるべき姿”と”現状”のギャップはまだ多く存在していることを改めて認識しました。
今回の例会では参加者限定で各社から発表資料の提供がありました。
例会後の懇親会には30名が参加、人口密度が高いが居心地が良い会場で皆さん活発な交流をする中、あっという間の2時間でした。