第509回例会 : ものづくりの社会環境と経営

日時:2023年6月9日(金)13:30~17:00
申し込み/状況 参加人数: 58人

■ 開催日時: 2023年6月9日(金)13:30~17:00 ※受付開始 13:15~
※会場準備のため13:15までは会場への入場はできません

■ 申込締切日: 2023年6月2日(金)※受付は締切りました
会場定員(60名)・オンライン定員(70名)

■ 例会担当幹事 :   KYOSOテクノロジ 神田氏 / 兵神装備 森田氏

 

場所

京都経済センター 6階 6-B会議室

■ Zoomミーティング 定員70名
例会前日に事務局より参加者にメールにてZoomミーティングURLとIDとパスワードを送ります

交通手段

京都経済センター  6階 6-B会議室
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地

・京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」北改札出てすぐ
・阪急電車京都線「烏丸駅」26番出口直結

備考

■ お問い合わせは 関西設計管理研究会 事務局長  河添 俊幸 宛 コンタクトフォームから問い合わせください。

スケジュール

13:30~13:40

【会長挨拶】 株式会社LIXIL 垂水 伸輔 氏

13:40~14:40

不確実性が増す製品開発を支える技術者のタレントマネジメントとR&D組織運営高度化

デロイトトーマツコンサルティング合同会社
SC&NOSupply Chain & Network Operations Unit
senior manager 矢吹 豪佑 氏

事業環境が激変する中で、製品開発の不確実性も増しており、これまでの経験と人手に頼った人材マネジメントでは、環境変化に対応できないリスクが高まっています。ベテランの退職や自社の将来製品を見据え、より戦略的・計画的に開発・設計人材のリソースとスキル・能力をマネジメントすることが求められています。本発表では、技術者の質を可視化するためのスキル・コンピテンシーマネジメントや、可視化データを用いた人材開発・組織編制、開発プロジェクトへの最適配置に向けた取り組みの考え方を紹介します。また、先行的に取り組む企業の事例を通じて、より具体的に各社の課題や打ち手をお伝えします。

 

14:40~14:50

休憩

14:50~15:50

開発プロセス構築、改善、浸透の奮闘体験

車戸 幸範 氏 (個人会員)

自動車業界の開発プロセス構築、改善、浸透に携わって13年になります。
開発現場からスタッフ部門に異動し、プロセスって何?から始まり
・製品開発~量産立ち上げまでのプロセス総見直し改革プロジェクト参加
・グローバル拠点の開発プロセスを統一するプロジェクト推進
・自動車機能安全(ISO26262)、サイバーセキュリティ(ISO21434)、Automotive SPICEのプロセス構築、浸透 (現在進行形)
に従事してきました。
そこで経験した失敗、苦悩から得た知見を全てお伝えします。同様の業務に携わる方の課題解決のヒントになれば幸いです。

15:50~16:00

休憩

16:00~16:50

今時の設計アウトソーシング活用事例(設計外注から開発パートナーへ)

株式会社KYOSOテクノロジ   取締役 神田隆次氏

KEACでは過去何度か同じテーマでの発表機会をいただいておりますが、ここ数年を振り返ってみても弊社の様な設計アウトソーシング会社を取り巻く環境(メーカー様視点で言うと設計アクトソーシング会社の活用環境)は法改正、新型コロナ、構造的問題など様々な要因で大きく変化しています。これらの変化の渦中において、弊社も単なる設計外注ではなく、アウトソーサーとしてのあるべき姿を模索し、顧客価値を創造し高めるために何をすべきかを考え挑戦してきました。それらの取り組みの中から幾つかの事例やその効果をご紹介いたします。

16:50~17:00

連絡事項・次回例会案内

17:30~19:30

懇親会

イベント・レポート記事

工場見学が無い京都開催時には定番となっている「京都経済センター」にて第509回例会を開催しました。
益々ものづくり環境の変化が激しくなる昨今において、不足する開発技術者のマネジメント、要求事項が増す一方の規格関連、設計リソースとしての
アウトソーシングの活用価値など様々な切り口からのテーマでリアルな事例発表が行われました。
普段の仕事の中ではあまり考えない視点や切り口での事例発表に多くの刺激を受けたのではないでしょうか。

また、発表時間内では伝えきれなかったお話や質問、はたまた裏話までKEACならではの盛り上がりをみせる懇親会の場で良質なコミュニケーションが
図れたと様子が見れました。