第497回例会 : 設計技術【ジェネレーティブデザイン/3DAモデルとDTPD を学ぶ】

テーマ:『革新的ものづくり』の事例を知る・学ぶ

日時:2021年4月9日(金)14:00~17:05
申し込み/状況 参加人数: 60人

場所

オンライン ZOOMにて開催

★ZOOMのミーティングIDとパスワードの入手方法★
①ログイン後、このページの下部にある参加フォームから参加登録をしてください。
②同ページの上部にある『申し込み/状況』にアクセスしてください。
③MAKERS BRAIN LLP 河添俊幸のコメント欄にIDとパスワードとURLを記載しています。
※稀にIDとパスワードが変更にあることがあります。この場合は③のコメント欄を更新します。
※ZOOMはアプリをインストールしないでブラウザから参加することも可能です。
指定URL画面から「ミーティングを起動」をクリック→「アプリケーションをダウンロードまたは実行できない場合は、ブラウザから起動してください。」の「ブラウザから起動してください。」をクリックしてください。

交通手段

ZOOMへのアクセスはパソコン推奨

備考

■開催日時 4月9日(金) 14:00~17:05   (受付開始 13:45~)

■申込締切日 4月8日(木)

■定員100名(100ライセンス)になり次第、終了致します。
1台のZOOMにて複数人参加の場合、参加者名を記入下さい。

■担当幹事 MAKErs SENSE  中谷光男/島津製作所 出由彦

■お問合せ 関西設計管理研究会 事務局長  河添 俊幸
コンタクトフォームからお問い合わせください。 https://keac.jp/#contact

スケジュール

14:00~14:10

会長挨拶

14:10~15:00

「ジェネレーティブデザイン×金属3Dプリンター」による価値と市場の創造

株式会社KYOSOテクノロジ ソリューション開発センター センター長 片岡 久司 氏
MAKErs SENSE  中谷 光男 氏

次世代技術革新として、ジェネレーティブデザイン(GD)と金属3Dプリンター(AM)によるものづくりが世間で賑わい始めました。
設計会社である当社は事業の次の一手を打つべく、この技術を活用したソリューション開発に着手し、社内外で連携を進めながら想像以上の生みの苦しみを味わいつつ実績を作り、漸く自社サービスとして提供できる状況にまでたどりつくことが出来ました。それら経験を通して得られたGD×AMの成功ポイントや課題、生みの苦しみなどについて、技術的視点と事業創造的視点の両方の視点からお話しします。

—今回の事例 オートデスクHPより引用

15:00~15:50

3DAモデルとDTPD、戦略と効果とビジョン
(3DAモデルの使い方とDTPDへの展開)

一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)三次元CAD情報標準化専門委員会 藤沼 知久 氏

電機精密製品産業界で3次元CADを導入した目的は、設計情報を完全にデジタルデータで表現した3Dモデルを、調達・生産・製造・電気設計・CAEなどの工程で活用して、製品の開発期間短縮や品質向上に繋げることです。
一般社団法人電子情報技術産業協会三次元CAD情報標準化専門委員会では、電機精密製品設計の事例を、機械設計者・技術管理者の立場で、調査・分析して、設計情報のデジタルデータ化の方法をまとめて3DAモデル(3D製品情報付加モデル)として定義しました。電機精密製品開発の事例を、各工程の専門家の立場で、調査・分析をして、3DAモデルの活用方法と各工程で使われるDTPD(デジタル製品技術文書情報)の作成と活用方法をまとめました。その内容と成果を説明します。プラットフォーム、デジタルツイン、コトビジネスといった新しいものづくりにおける展望も紹介します。

【資料】

20210409_【広報資料】三次元CAD情報標準化セミナー2020

20210409_【広報資料】専門委員会出版書籍紹介

20210409_JEITA_3DISTECニュース_rev0_20210108

 

—参考書籍—

15:50~16:10

休憩

16:10~17:00

■双方向参加型による各社の革新進捗度合い研究会
発表を頂いた2テーマの方々とのパネルディスカッションとして、例会に出席頂いている皆さんとの参加型のディスカッションを行いたいと思います。ZOOMでの投票機能を用いて、皆様の現状を少しだけ垣間見るひと時、是非積極的にご参加をよろしくお願いします。

17:00~17:05

次回案内等

イベント・レポート記事

今回、今後の開発設計として注目されている事例の紹介して頂きました。

一つ目のKYOSOテクノロジー 片岡センター長によるジェネレーティブデザインと積層造形のお話は、オムロン様の卓球ロボットへの適応最新事例ともあり、

今後の開発設計がこのような形で変化していくような感じもあり大変興味深いものとなりました。

二つ目の東芝 藤沼様による3DAモデルのお話は、3DCADでの開発の今後の展開としての3DAでの標準化を具体的な項目で説明を頂き、

セミナー参加者の方々も関心の深い内容となりました。

いずれも、現状実務では直近での適応は難しい面はありますが、今後もKEACではこのような開発設計での最新事例を増やしていきたいと思います。