第471回例会(オープン例会)

価値を生むモノづくり

日時:2017年1月27日(金)12:40~16:40
申込件数:74

今回の例会は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の富田欣和先生をお招きして最先端のイノベーション創出活動についてご講演をいただきます。
世界を飛び回り企業あるいは国レベルのプロジェクトにかかわるなど、イノベーション創出活動の前線で活躍されている先生の “今、日本の製造業にとって本当に大切な話” をお聞きいただけます。
また、前年度最優秀賞としてご発表いただく光洋サーモシステム株式会社の藤山周秀氏は、極めてハイレベルなCAEの取り組みを組織改革活動に対する熱い想いを交えてお話していただきます。
いずれも年始を飾る素晴らしいご講演となっております。どうぞお楽しみください。

≪申込締切日:2017年1月20日(金)≫nn今回は会員以外の方にも参加していただける年1回の公開イベントです。次にお問合わせください。
 事務局 河添俊幸(富士ゼロックス西日本株式会社)
 e-mail: toshiyuki.kawazoe@fxnn.fujixerox.co.jp
 TEL:06-6205-3471 / FAX:06-6205-3472

※会員は通常例会と同様にホームページからお申し込みください

場所

遠藤照明 本社ビル(堺筋本町)
〒541-0051 大阪府大阪市中央区備後町一丁目7番3号 ENDO堺筋ビル2階

地図

交通手段

□地下鉄堺筋線「堺筋本町」駅 12番出口徒歩2分
□地下鉄御堂筋線「本町」駅  1番出口徒歩8分

備考

担当幹事 河添(富士ゼロックス西日本)・下川(遠藤照明)

スケジュール

12:40-13:00

【ご挨拶】
関西EAC 2017年度活動のご紹介
関西設計管理研究会 会長 中谷光男 (パナソニック株式会社)

13:00-14:45

【特別基調講演】
ものづくり企業における最先端のイノベーション創出活動 〜人と組織にクリエイティブ・コンフィデンスを取り戻す〜

慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 特任講師 富田欣和 氏

不確実性の高まる環境の中、どうやって社会に役立つ独創的な製品やサービスを生み出せばいいのでしょうか。
そのための方法としてデザイン思考などの新しい方法が話題となっていますが、取り入れてみたけど何かしっくりこないという声も多く聞かれます。
実はデザイン思考などの取り組みを『どのような製品を作るか』という目的で導入すると、効果を出すことが難しくなることが多いのです。
現在はプロダクト単体で価値を生み出すことは少なくなり、ソリューションとして多くの要素を組み合わせた全体として価値を生み出す事が求められています。そのためには『どのような製品を作るか』の前段階である『どんな価値を実現するのか』さらには『なぜそれが必要なのか』という上位概念で思考することが重要となります。
つまり、最終的に売れる具体的な製品を生み出すためには、「具体的」ではなく「抽象的」に考える能力が求められるのです。
本講演では慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科で教育・研究されてきた方法論と、世界で行われている取り組みについての紹介を行います。

15:00-16:00

【研究発表(前年度最優秀賞)】
CAE+実測で特許を出そう! 〜CAE技術者だからこそできる特許出願〜(パワーアップ版!)

光洋サーモシステム株式会社 技術企画室長 兼 商品開発部実験解析グループ長 藤山周秀 氏

CAE技術は、モノづくりの設計、開発といったプロセスにおいての活用は言うまでもない。
モノづくりに携わる技術者であるからこそ特許の出願は自己の義務であると思う一方、CAE技術者の特許出願に対する意識はいかがだろうか?
出願特許の権利化には多少の、ノウハウ、経験も必要であるが、数値限定による権利化促進に最も近い存在がCAEである。CAEエンジニアである自身が、実機実測結果を基に、数値限定根拠にCAEをフル活用し権利化を実現した具体事例を紹介する。

16:10-16:40

【関西EACからのお知らせ】
情報管理交流会と関西EACコミュニティサイトのご紹介
関西設計管理研究会 渉外担当副会長 山口信一 氏 (プロジェクトP&A)

2017年度例会と親睦会の概要
関西設計管理研究会 企画担当副会長 石岡功行 氏 (新日鐵住金株式会社)
関西設計管理研究会 例会担当副会長 下川哲平 氏 (株式会社遠藤照明)

17:15 〜

懇親会
懇親会場:会場近隣にて企画します
参加費 :3,000円 例会のご参加と併せてお申込みください。会費は当日会場でのお支払いとなります。