第435回例会

モノづくり全体へのIT技術の適用(その2)

日時:2011年10月7日(金)09:50~16:35
申込件数:44

年間テーマ「海外で実践するモノづくりと日本に残すモノづくり」の最後を締めくくる例会として、すでにグローバル商品開発を実践している企業からの発表と、注目されるクラウドコンピューティング最新技術をいかにして、モノづくり全体のIT技術に適用をしていくのかを考える。

場所

富士ゼロックス株式会社(大阪市)Document CORE Osaka

地図参照

交通手段

地下鉄御堂筋線 本町駅下車3番出口上ル

備考

例会担当幹事:萩尾氏(GSユアサ) 副幹事:水野氏(ソリッド・ワークス・ジャパン)

スケジュール

9:50〜10:50

【研究発表1】
『知識再利用(SSM)を核にしたものづくりの再構築』
ダイキン工業株式会社     開発革新グループ チームマネジャー 門脇一彦 氏

日本のものづくりは、事業のグローバル拡大、経済環境の激変、といった環境変化に加え、暗黙的な知的財産の継承課題に直面しています。本発表では、足かけ5年に渡って実施してきた、商品開発に関わる全部門挙げての「知識再利用(SSM)活動」の取り組みを通して、国内のものづくりの再構築をめざしている態様を紹介いたします。

10:50〜11:50

【研究発表2】
『グローバル商品開発のためにパナソニック電工が取り組むシステム環境構築』
パナソニック電工株式会社 住建事業本部住建ものづくり・調達革新センター
IT戦略企画グループものづくりプロセス革新主担当 中谷 光男 氏

グローバルでの商品開発をより効率的に行なうためのシステム環境構築と、クラウド、運用コストの節約、BCPの観点からのリスク対策について紹介します。

11:50〜12:50

昼食 休憩

12:50〜13:50

【研究発表3】
『NECのクラウド指向サービスプラットフォームソリューション』
日本電気株式会社 プラットフォームマーケティング戦略本部 エバンジェリスト 林 雄代(はやし ゆうしろ)氏

2006年にGoogleが提唱した「クラウドコンピューティング」。今後のIT基盤の基礎となるであろう>   「クラウドコンピューティング」に関して、弊社の「クラウド指向サービスプラットフォーム」の考え方をご紹介するとともに、今後のIT環境はどのように変化していくのか、企業の情報システムへのインパクトはどうなるのかなど、解り易くご紹介します。

13:50〜14:50

【研究発表4】
『富士ゼロックスのモノ作り改革の取組み』
富士ゼロックス株式会社  商品開発本部 プロセスイノベーション部 チーム長  高橋 正弘 氏

3D設計情報を中心としたデジタル一貫プロセスによる情報伝達とコンカレント業務改革で、モノを作った後の手戻りの無駄をなくすために、モノ作りを始める前で、品質とコストをどう作りこむのか、どう実物で検証していくのかを、これまで活動した結果を報告し、今後の課題と今まさに取り組んでいる内容をご紹介します。

14:50〜15:00

休憩

15:00〜16:30

【ディスカッション】
『モノづくり全体へのIT技術の適用』

<パネリスト予定>
・ダイキン工業株式会社    門脇一彦氏
・パナソニック電工株式会社    中谷 光男氏
・日本電気株式会社    林 雄代氏
・富士ゼロックス株式会社    高橋 正弘氏

<司会予定>
・GSユアサ    萩尾氏
・ソリッド・ワークス・ジャパン    水野氏

16:30〜16:35

関西EACからのお知らせ 連絡事項 (創立50周年記念式典、2011年度総会の概要連絡)

17:00〜19:30

懇親会 例会終了後、会場近くのお店にて懇親会を企画予定です