第429回例会(特別例会)

年間テーマ:「海外で実践するモノづくりと日本に残すモノづくり」にむけて

日時:2011年1月21日(金)13:00~16:50
申込件数:64

2010年度の年間テーマ「グローバル視点でのモノづくり」をさらに掘り下げて「海外で実践するモノづくりと日本に残すモノづくり」にむけて討議をする

場所

大阪国際ビルディング17階国際カンファレンスプラザ

交通手段

御堂筋線「本町」駅 3番または7番出口徒歩5分
堺筋線「堺筋本町」駅 17番出口徒歩2分

 

備考

例会担当幹事:萩尾氏(GSユアサ) 副幹事:河添氏(富士ゼロックス)

スケジュール

13:00〜13:10

新年度に向けての抱負 前川会長挨拶

13:10〜13:40

関西EAC創立50周年記念に向けて 〜 「世に問う成果物」先行紹介 〜
① 『3次元CADによる業務革新』
関西EAC副会長 浜田 恒彰氏(ダイキン工業株式会社 ビジネスフロー革新部 部長)
3次元CADは1990年代に登場し、CAE(シミュレーション)ツールや設計データベースとともに今や設計・開発プロセスを遂行する中核をなすITツールの1つになりつつある。 また、設計部門が利用するCAEツールとは違って、BOMとともにものづくりプロセス に深く関連し、設計とものづくり部門が知恵を出し合う協調開発(コンカレントエンジニアリング)を強力に推進するツールであると言える。関西EACでの10年間にわたる3D-CAD研究発表事例の概要を紹介する。

② 『設計生産性の基本原理と実際』
関西EAC会長 前川 宗久氏(三菱電機情報ネットワーク株式会社 関西システム開発センター 担当部長)
モノ作り上流に位置する「設計プロセス」での知的生産性向上を図る手段として、標準化や見える化、及びCADやBOM/PLMなどの様々な仕組みやツールの導入が行われてきた。そこには、「設計プロセス」そのものを刷新・改善していくための拠り所となる「設計生産性の基本原理」となる考え方が、その底流として脈打っている。総合電気メーカの多彩な設計現場の、多様な問題に取組み考察してきたテーマを通じて「設計生産性の考え方・方向・実情・課題解決」について紹介する。

13:40〜14:25

【2010年度優秀賞受賞研究発表】
『安全なものをつくる、安全にものをつくる』
製品事故が社会問題になり安全という言葉がTVから聞こえてこない日はありません。安全はブームやトレンドではなく、強く社会から要求され発展し続ける先端技術なのです。2008年度、製品安全対策優良企業経済産業大臣表彰で特別賞を受賞したIDECの安全への取組みについてご説明いたします。
IDEC株式会社 規格安全ソリューションセンター  規格安全推進グループ 栗山 龍起 氏

14:25〜14:35

休  憩

14:35〜15:50

≪特別講演≫
『BPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)を活用した日本型モノづくり』
急激な円高やグローバル化が進むなかで製造業のマネジメントと技術革新の組み合わせはとても重要です。例えば、製品のモジュール化はますます価格競争を激化させる方向に進みかねません。日本のモノづくりの根底にある、日本人だからこそできるモノづくりについて、プロセスを可視化し、擦り合わせの連鎖を評価できる「ビジネス・プロセス・マネジメント」の視点からご紹介します。
関西EAC学術会員 長坂 悦敬氏
(甲南大学 経営学部教授 学長補佐 国際交流センター長 工学博士)

16:00〜16:40

【パネルディスカッション】
司会 幹事 萩尾 茂氏(GSユアサ) 発表者各位とともに討議

『海外で実践するモノづくりと日本に残すモノづくり』
〜 日本型ものづくりについて 〜

16:40〜16:50

【関西EACからのお知らせ】
会員募集について 関西EAC副会長 石岡 功行氏

17:30〜20:00

▼ 【懇親会】「和の創作料理とワインJ‘s」
地下鉄堺筋線本町駅17番出口すぐ堺筋本町駅前ビルB1
にて懇親会を開催します。参加申し込みは事前にお願いします。