第424回例会

グローバル設計と3D-CADデータの活用術

日時:2010年4月16日(金)09:45~17:00
申込件数:67

近年、グローバル化が求められている製造業では、ものづくりのための「衝」として3D−CADデータの有効活用が求められています。3D−CADデータによる国境を超えた誤解のない設計意図の伝達、データ管理方法をはじめ、設計力を高めるための人材育成について活発に議論したいと思います。

場所

富士ゼロックス株式会社(大阪市)Document CORE Osaka
大阪市中央区本町3-5-7  御堂筋本町ビル1階

交通手段

地下鉄御堂筋線 本町駅下車 3番出口上ル

備考

例会担当幹事:住金デザインエンジ� 石岡氏、ソリッドワークス・ジャパン� 東野氏

スケジュール

9:45〜10:00

挨拶・連絡事項

10:00〜11:00

【研究発表①】「3D-CADデータを活用した実装検討/図面レスの可能性に向けた活動」
3D-CADの導入から10年以上経過したにもかかわらず紙図面が離せない現状と図面を廃止を前提にしたら製造業は何が出来、どんな仕事をするようになるのか
について考えられていることをご発表いただきます。
コマツ 建機第一開発センタ CAD/CAMグループ 名村照喜氏

11:00〜11:45

【デバイス発表①】「大塚商会が提案する技術情報管理手法と3Dデータ活用術」
技術情報の有効活用をするためには、”効率的に誰もが利用できる仕組み” と、”安全に管理できる仕組み” が必要になります。
社内外を含めた全体的な技術情報管理の仕組みと、3Dデータ活用についてご紹介いただきます。
株式会社大塚商会 関西PLMサポート課 河上敦氏

11:45〜12:45

昼食・休憩 (各自で昼食をお取りください※時間注意)

12:45〜13:30

【デバイス発表②】「3D-CADと解析ツールの活用」
3D-CADをベースにした設計・解析・性能評価を進めるに当たって、解析結果・3D-CAD・実験データをひとつの画面内で表示することは、
多方面からの関係者が共通の土俵で検討すると言う意味で大変重要になると想定されます。
これまで、具体的な事例として余り多くの発表例がないCAD・CAE・実験測定の表示事例をご紹介いただきます。
株式会社トランスウッズ 代表取締役 久米秀樹氏

13:30〜14:30

【研究発表②】「グローバル設計環境の構築について」
海外現地調達を進める中で、現地仕入先との連携を図ることと効率化・設計費低減のため、現地設計化も合わせて進めておられます。
現在、中国とフィリピンにあります設計拠点を構築するにあたっての設計環境整備、図面発行ルール、人材育成等の取組みについて、ご発表いただきます。
富士通テン株式会社 共通技術本部 技術管理部 設計管理チーム 西村一幸氏

14:30〜15:30

【特別発表】「グローバル化と次世代のCAD/CAMに求められるもの」
グローバル化時代と言われているが、一口にグローバルと言っても中身はいろいろあると思われる。
そこでこれらを眺めて、今後の日本に求められるグローバル人材の育成についても問題提議を行い皆様と議論したい。
さらに今後の日本の設計力を育てるために、次世代のCAD/CAM/CAEの在り方について概説し、これを実現するための人材育成についても皆様と議論させて頂きたい。
大阪大学大学院工学研究科 マテリアル生産科学専攻 教授 荒井栄司氏

15:30〜15:40

休憩

15:40〜17:00

【パネルディスカッション】テーマ「3D−CADの活用」

《パネラー》
大阪大学大学院 荒井教授
コマツ 名村照喜氏
富士通テン株式会社 西村一幸氏・黒田永利氏
株式会社大塚商会 河上敦氏
株式会社トランスウッズ 久米秀樹氏

《コーディネータ》
ソリッドワークス・ジャパン株式会社 東野晃氏

17:00〜

本町駅-淀屋橋駅-京阪天満橋駅へ移動し造幣局の桜通り抜けの予定
(遅咲きの桜は必見?)
京橋【こがんこ】にて懇親会(会費2000円)