第421回例会

技術者育成

日時:2009年10月9日(金)09:45~16:40
申込件数:46

場所

近畿車輛株式会社(東大阪市)

交通手段

JR学園都市線「徳庵」駅より徒歩5分 近畿車輛(株)工場門

 

スケジュール

9:45〜10:00

挨拶・連絡事項

10:00〜11:00

【研究発表1】
「海外向け鉄道車両の開発」

鉄道車両は受注生産であり、公共性が高く、長期間にわたって用いられる点もあって、その開発プロセスは一般の消費財とは異なる点が多い。また、海外向けと国内向けにも大きな違いがある。今回は鉄道車両の特性とその開発、設計についてご紹介する。
近畿車輛株式会社 車両エンジニアリング部 主任技師 南井 健治氏

11:00〜12:00

【特別講演】
「大学における設計教育の紹介」〜京都大学工学部機械システム学コースの例〜

学部生向けに開講している設計演習や機械製作実習(ものづくり実習)等のカリキュラムの中での位置づけと内容についてご紹介する.また,大学が行うべき設計教育とは?CAD教育とは?について議論を重ねて来た経緯もあわせて紹介する.

京都大学 大学院工学研究科 マイクロエンジニアリング専攻 教授 松原 厚氏

12:00〜12:45

昼休み
昼食は仕出し弁当です。お茶代込みで¥1,000

12:45〜14:15

【工場見学】
近畿車輛様工場見学

現在、製造中の新幹線を初めとする国内の特急、通勤、近郊車両、また米国向けのLRV(Light Rail Vehicle)などを中心に、巧みな生産技術により、それぞれの製造工程で作り込まれる高品質な車両の製造工程を見学する。

14:15〜15:00

【デバイス発表】
「最適化ツールOPISTRUCTを用いた技術的感性や経験の培い」

実際にモノを作りながら技術者としての感性を磨くのが従来であるが、モノを作る代わりに解析や最適化のシミュレーションを活用して技術的感性や経験を培うこともできる。最適化ツールOPTISTRUCTとその適用事例を紹介する。

アルティアエンジニアリング HyperWorks事業部 大阪支社 アプリケーションエンジニア 上島 淳志氏

15:00〜15:10

休憩

15:10〜16:40

【パネルディスカッション】
次世代に期待する設計者像とその育成 〜産学現場討議〜
分業化と設計環境の整備が進む今日、「良き技術者」を育成するために各業界の視点から何をなすべきかを提案し、議論する。
《コーディネータ》
コマツ 金田 修一氏
《パネリスト》
近畿車輛株式会社 南井 健治氏
京都大学大学院 松原 厚氏
株式会社京装テクノロジー 神田 隆次氏
オムロン株式会社 田村 隆徳氏

17:00〜19:00

懇親会 ちゃんこ 朝潮 徳庵店で開催します。
http://r.gnavi.co.jp/c982000