第416回例会

開発プロジェクト管理

日時:2009年2月13日(金)09:45~16:30
申込件数:36

2009年度年間テーマである「PLM視点でのモノづくりプロセス改善」の主要な課題である「開発プロジェクト管理」について、特に開発工程での進捗の見える化にフォーカスし、事例研究、討議を行う。

モノづくり企業内での実践を通じた課題やプロセス改善事例の研究発表、及びツールやデバイスを提供している立場からのモノづくり現場での実践例の紹介をして頂く。

また、パネルディスカッションでは、発表事例や会員各社での課題をもとに議論を進める。

場所

富士ゼロックス株式会社(大阪市)Document CORE Osaka
大阪市中央区本町3-5-7  御堂筋本町ビル

交通手段

地下鉄御堂筋線 本町駅下車 3番出口上ル

備考

【連絡事項】例会終了後、幹事会を開きますので幹事の方はご参加ください。

スケジュール

9:45〜10:00

連絡事項・挨拶

10:00〜11:00

【研究発表①】「インクジェット複合機開発におけるコンカレント開発プロセスの実践」
インクジェット複合機市場において、大手メーカーとの厳しい市場競争の中、魅力的な製品をタイムリーに市場提供していくために、新製品開発プロセスを変革されております。人とプロセスに焦点をあてた実践事例を紹介していただきます。

ブラザー工業株式会社 開発管理部 グループマネージャー 松田 和彦氏

11:00〜11:45

【デバイス発表①】「開発プロセス改善支援システム「SpaceFinder」による成果物と進捗の見える化」
製品開発プロジェクト進捗状況の見える化と成果物との紐付け、標準プロセスの遵守徹底、部門間連携の強化によるフロントローディング推進など、開発プロセスが抱える課題を柔軟に解決できるWebベースのソリューションとその活用事例を紹介していただきます。

ダイキン工業株式会社 電子システム事業部第一部 マーケティング担当課長 東風 晴雄氏

11:50〜13:00

昼食 休憩

13:00〜13:45

【デバイス発表②】「ProjectConductorによるProject情報の統合管理と『見せる化』の実現」
製品開発工程をプロジェクトとして管理する必然性、その際の留意点を解説し、効率的にプロジェクトを計画、実行、監視するための「DS-2/Project Conductor」の利用例を、デモンストレーションを交えて紹介いただきます。

株式会社図研・PLMサービス部ソリューション開発二課 課長 横山 義弘氏

13:50〜14:50

【研究発表②】「グローバル データ マネジメントシステム」
部品表情報を中心としたグローバルな製品情報インフラ(現在構築中)について説明いただくとともに、これらの情報を活用したグローバルな開発・生産事例や、原図登録の電子化、環境規制対応などへの取り組みを紹介していただきます。

コマツ e-KOMATSU推進室 デジタルエンジニアリンググループ 主査 清水康和氏

14:50〜15:00

休憩(パネルディスカッションの準備)

15:00〜16:30

パネルディスカッション
<討議テーマ>
開発プロジェクトにおける工程管理
<討議内容>
開発プロジェクトを管理するためには、「QCD項目の見える化」が必要となる。なかでも「D(開発工程)の見える化」は、開発プロジェクト管理の第1歩である 。各社の課題とその解決方向について議論する。

[コーディネータ]
関西設計管理研究会 幹事 松田 和彦 氏
(ブラザー工業(株)開発管理部 グループマネージャー)

[パネリスト]
関西設計管理研究会 会長  前川 宗久 氏
(三菱電機情報ネットワーク株式会社 製作所システム第一事業部 関西システム開発センター 担当部長)

コマツ デジタルエンジニアリンググループ 主査 清水 康和 氏
(関西設計管理研究会 幹事会社)

ダイキン工業株式会社 電子システム事業部第一部 マーケティング担当課長 東風 晴雄 氏
(関西設計管理研究会 幹事会社)

株式会社図研・PLMサービス部ソリューション開発二課 課長 横山 義弘氏
(オブザーバー参加)