第515回例会 : 製造業・技術者をとりまく環境変化に対する課題と対応

設計技術

日時:2024年6月14日(金)13:30~17:00
申し込み/状況 参加人数: 76人

■ 開催日時: 2024年6月14日(金)13:30~17:00 ※受付開始 13:20~
※会場準備のため13:20までホールへの入場はできません

■ 申込締切日: 2024年6月10日(火)締切りました。懇親会キャンセルの場合はキャンセル料がいります。
会場定員(69名)・オンライン定員(70名)

■ 例会担当幹事 : 株式会社島津製作所 出氏 / ダイキン工業株式会社 浜田氏 /

 

 

場所

B棟 立命館いばらきフューチャープラザ1階 カンファレンスホール

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交通手段

立命館いばらきフューチャープラザ
〒567-0871 大阪府茨木市岩倉町2
B棟 立命館いばらきフューチャープラザ 西側出入口から入場ください
駐車場はありませんので公共交通機関でお越しください
JR茨木駅東口より歩行者専用道にて門まで徒歩約 5分、門より徒歩3分 計8分

駅から歩行者専用道のアクセス

備考

※受付開始 13:20~
※会場準備のため13:20まではホールへの入場はできません

スケジュール

13:30~13:40

会場案内・会長挨拶

13:40~14:30

【研究発表1】

『企画マインドを持った技術者集団へ』

株式会社河合楽器製作所
電子楽器事業部 商品開発グループ 機構・音響チーム 課長 中西 芳徳 氏
電子楽器事業部 新技術開発グループ 入村 浩太朗 氏

一昔前に比べ、代替技術、製品、サービスが次々と生み出される変化の速い時代となり、
技術者及び技術部門に求められることが大きく変化しています。
本講演では、このような時代に於いて技術部門としてどのような活動を実施してきたのかをお話します。
技術者個人のマインドセットから組織としての仕組みづくりまで、実際に直面した課題とその際の取り組み等具体的な事例を交えながらご紹介致します。

14:30~14:40

換気・休憩

14:40~15:30

【研究発表2】

『PLM導入取組と今後の展開』

株式会社ジェイテクトサーモシステム
情報企画部 情報企画グループ チーム長  小川 千秋 氏
情報企画部 情報企画グループ  岡本 匡平 氏

PLM(Product Lifecycle Management)システムの導入に至った背景やその導入について説明します。
当社ではシステムを導入することが目的ではなく、業務改革を推進しつつ、その業務に見合うシステム導入を推進しました。その過程や導入時に苦労した点、さらには今後の課題や展望について事例報告をします。

15:30~15:40

換気・休憩

15:40~16:30

【研究発表3】

『カーボンニュートラルの動向と社会的問題解決と経済的利益の追求について』

株式会社クラステクノロジー エリア統括本部 副本部長 上岡 恵子 氏

我が国の製造業に影響があるカーボンニュートラルの規制や動向を紹介し、従業員の負担、コストの増加、中長期的な視点、ステークホルダーへの対応など乗り越えるべき課題もある社会的問題解決と経済的利益を追求し両者の間に相乗効果を生み出す経営戦略を考察します。

16:30~16:40

次回例会案内

16:40~17:00

会場撤収

17:30~19:30

懇親会
GARDEN TERRACE LION 立命館いばらきフューチャープラザ店

イベント・レポート記事

立命館いばらきフューチャープラザにて「製造業・技術者をとりまく環境変化に対する課題と対応」をテーマに、第515回の例会を開催しました。

河合楽器製作所様の発表では、技術者及び技術部門に求められる役割の変化に対応するための活動や技術者のマインドセット、組織の仕組みづくりなど取り組み事例含め紹介されました。
データの値が良い=音が良いわけではなく、顧客が本当に求めているものを理解してものづくりを行うことが大切であることを学びました。

ジェイテクトサーモシステム様の発表では、PLMシステム導入の背景や導入過程、及び業務改革推進の事例の報告があり、導入時の課題や今後の展望についても説明されました。
プロジェクト体制と経営層の理解、ユーザーの主体性を育む取り組み、コンサルティングの知見活用が非常に重要であることなど、大変参考になりました。

クラステクノロジー様の発表では、カーボンニュートラルに関する規制や動向が紹介され、社会的問題解決と経済的利益を両立させる経営戦略が考察されていました。

発表後の懇親会でも、参加された方々がそれぞれのテーブルを移動しながら、活発な意見交換が行われていました。